バーバラ・W・タックマン
( たっくまん,ばーばら・W )1912-89年。ニューヨークの名門に生まれ、ハーヴァード大学を卒業。政治評論誌「ザ・ネーション」の論説や特集記事を担当し37年には記者としてスペイン内乱を取材、英国評論誌特派員ののち、文筆家として活躍。63年に『八月の砲声』でピュリッツァー賞を受賞、72年『失敗したアメリカの中国政策』で再受賞した。『愚行の世界史』など著書多数。(写真 UPI・サン)
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63年ピュリッツァー賞
4,180
円978-4-480-85335-6
0020
1986/08/25
四六判
520
頁さまざまな偶然が重なって、第1次大戦が始まった、そしてその恐るべき規模と波及効果を誰一人予測できなかった。現代世界を作りだした「総力戦」の実態を描く傑作。ピューリッツァー賞受賞。
第1章 大葬
第2章 「右翼最右端は、袖で海峡をかすって通れ」
第3章 セダンの影
第4章 「ただ1名の英国兵…」
第5章 ロシア式蒸気ローラー
第6章 8月1日のベルリン
第7章 8月1日のパリ ロンドン
第8章 最後通牒とブリュッセル
第9章 「落葉のころには家へ帰れる」
第10章 「手中の敵ゲーベン号をとり逃がす」
第11章 リエージュとアルザス
第12章 英国海外派遣軍大陸へ向かう
第13章 サンブル・エ・ミューズ
第14章 ローレヌ、アルデンヌ、シャルルロワ、モンスの崩潰
第15章 「コサック兵が来るぞ!」
第16章 タンネンベルク
第17章 ルーヴァンの火焔
第18章 公海、封鎖、大中立国
第19章 退却
第20章 前線はパリだ
第21章 フォン・クルック軍の方向転換
第22章 「紳士諸君、マルヌで戦おう」
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