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定価

3,080

(10%税込)
ISBN

978-4-480-85386-8

Cコード

0036

整理番号

1987/09/11

判型

四六判

ページ数

552

解説

内容紹介

エリザベート・バダンテールは、女性の野心という問題を、18世紀に生きた二人の偉大な女性の運命にしぼりこむ。一人はシャトレ夫人。ヴォルテールの伴侶で、ニュートンの大作を翻訳し、同時代の知識人たちと対等の立場に立った。もう一人はデピネ夫人。グリムの愛人で、新しい教育論を構想し、ルソーを批判、未来の母親たちの運命を描き出した。この特権的な二人の生涯から、私たちはどんな教訓を受けとるだろうか?これは、18世紀の真只中に私たちを連れて行ってくれる本であるとともに、もっとも今日的なことを見失なうことのない本である。

目次

序章 18世紀における女性の野心
第1章 女性はいかにして野心を抱くようになるか
第2章 まず《私》を
第3章 何が野心を決定するか
第4章 心と精神の永遠の絆
第5章 エミリーの成功
第6章 ルイーズの解放
第7章 女性の野心の限界
結論 過去と現在

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