ヤーコプ・ブルクハルト
( ぶるくはると,やーこぷ )1818-97年。スイスの美術史家・文化史家。ベルリン大学で、歴史家ランケと美術史家クーグラーに学ぶ。1858年から35年にわたってバーゼル大学教授として歴史学、美術史を講じる。本書の他『コンスタンティヌス大帝の時代』(1853年)、『チチェローネ』(1855年)、『イタリア・ルネサンスの文化』(1860年)、『ギリシア文化史』(1898-1902年)等の著作がある。
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7,369
円978-4-480-85703-3
1322
1993/03/15
A5判
480
頁あらゆる分野における競い合いこそ彼らの原理であったのに、前五世紀のペルシア戦争の勝利による傲りが、それを衰退させ、ギリシア的生を壊敗させた。しかし彼らはなお、巨大な個性的力と偉大なる未来とを蔵していた。長大な「ギリシア的人間とその時代的発展」の前半を収める。
第9章 ギリシア的人間とその時代的発展(英雄神的人間
植民的人間と競技的人間
前五世紀の人間
アレクサンドロス大王に至る前四世紀の人間)
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