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単行本

エンジニアリングの真髄

——なぜ科学だけでは地球規模の危機を解決できないのか

技術は科学の、 はるか先を行く!

科学は高尚で、工学は泥臭い? 否、飛行機やロケットなど、最先端のものが生み出されるとき、エンジニアリングは科学を遙かに先行する。相克と協働の現場に迫る!

定価

3,300

(10%税込)
ISBN

978-4-480-86077-4

Cコード

0051

整理番号

2014/03/24

判型

四六判

ページ数

352

解説

内容紹介

“科学のほうが高尚”、“エンジニアリングは泥臭い”―一般には古くからそんなイメージがある。ロケット打上げも「成功すれば科学者の手柄、失敗すればエンジニアのミス」と評価されかねない。科学とエンジニアリングの間には、緊張関係の歴史がある一方で、対等なパートナーとして世界を発展させてきた共闘の歴史もある。本書はそうした歴史を、有名企業における研究開発や国家プロジェクトなど、多くの実例で読み解く。そして、気候変動や惑星衝突のような地球規模の問題に立ち向かうとき、何が科学者とエンジニアに求められるのかを探る。

目次

遍在する危険
エンジニアリングはロケット科学
ドクターとディルバート
どちらが先か
発明家アインシュタイン
減速バンプ
研究と開発
開発と研究
代替エネルギー
複雑系
ふたつの文化
不確実な科学とエンジニアリング
偉業と課題
エンジニアリングを表彰する

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