タキトゥス
( たきとぅす )56頃-120年頃。ローマ帝政初期の歴史家。元老院議員として、法務官、執政官を務め、晩年にはアシア属州(小アジア西部)知事となる。共和政への郷愁と元首政への疑問を文筆活動の主題とし、『雄弁家についての対話』『同時代史』『年代記』などを著わす。
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悪名高き暴帝ネロ自殺のあと、すさまじい政争を描くローマ古典の本邦初訳。
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