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単行本

政治学は何を考えてきたか

定価

3,080

(10%税込)
ISBN

978-4-480-86374-4

Cコード

0031

整理番号

2006/12/18

判型

四六判

ページ数

400

解説

内容紹介

グローバリズムに支えられた「市場」は利益政治を解体した。「帝国」に翻弄される「一国民主主義」!リベラル・プロジェクトは生き残れるか。

目次

第1部 二〇世紀政治の見取り図(両大戦の意味と無意味について
二〇世紀型体制についての一試論
苦悶する民主政
これからの政治の構図―「新しい政治」のパラダイムは存在するのか
日本における二〇世紀型体制の解体)
第2部 自由主義をめぐって(アクトンと良心の自由主義
二〇世紀の自由主義思想
ポスト保守主義時代のイデオロギー
既成のイデオロギーの解体と新たな模索
自由主義と民主主義の心象風景)

著作者プロフィール

佐々木毅

( ささき・たけし )

1942年秋田県生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学教授、東京大学総長を経て、現在、学習院大学法学部教授。博士(法学)。日本における政治学・政治思想史研究の第一人者であり、数々の要職を歴任。著書に、『政治学は何を考えてきたか』(筑摩書房)、『政治学の名著30』(ちくま新書)、『マキアヴェッリの政治思想』(岩波書店)、『いま政治になにが可能か』(中公新書、吉野作造賞)、『政治に何ができるか』(講談社、東畑記念賞)、『プラトンの呪縛』(講談社、和辻哲郎文化賞、読売論壇賞)、『政治学講義』(東京大学出版会)などがある。

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