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単行本

連邦刑務所から生還した男 

——FBI囮捜査と日本ヤクザ

アウトロー・ノンフィクションの傑作

ハワイを訪れた親分を待っていたのはFBIの壮大な囮捜査。逮捕、司法取引、収監。連邦刑務所の自由と恐怖の現実。実際に起こった事件を追ったノンフィクション。

定価

1,760

(10%税込)
ISBN

978-4-480-86391-1

Cコード

0036

整理番号

2008/12/16

判型

四六判

ページ数

248

解説

内容紹介

オトリ捜査や司法取引はアメリカでは日常のこと。捜査官が扮した売人に麻薬売買を持ちかけられ、断ろうとしているとショットガンを持ったFBIがやってきて現行犯逮捕、それが本書の主人公吉村氏。現役の親分である。すべてFBIが筋書を作ったものだった。終身刑も予測されるなか、吉村氏は司法取引に応じて有期刑が確定する。以後10年に及ぶ獄中生活が始まる。そこは、多様な民族・人種がそろい、マフィアのボスが束ねる暗黒街の縮図。目の前で起こる殺人や賄賂の横行。しかし日本では考えられないような自由な空間でもある。外部との通信や面

目次

序章 FBI囮捜査の罠
第1章 司法取引という決断
第2章 連邦最重刑務所の衝撃
第3章 コロラド・プリズンは獄楽
第4章 ミズーリ・プリズンで見た病理
終章 十一年目の帰国

著作者プロフィール

山平重樹

( やまだいら・しげき )

1953年山形県生まれ。法政大学卒業後、フリーライターとして活躍、アウトローものを得意分野とする。実録小説、ノンフィクションなど多数の著作がある。原作映画化作品に「残?」「morocco横浜愚連隊物語」「実録新宿の顔」などがある。主な著作に「ヤクザに学ぶ交渉術」(幻冬舎アウトロー文庫)、「実録神戸芸能社」(双葉社)、「ヤクザに学ぶ組織論」(ちくま新書)、「連邦刑務所から生還した男」「冤罪・キャッツアイ事件」(小社刊)などがある。

この本への感想

本の題名に惹かれて読んだけれども、すごく内容が面白くて普通の人が想像もつかない、映画の中だけで知る内容でした。漫画化にしたら、もっとたくさんの人に読んでもらえるんじゃないかなと思ってます。本の主人公にぜひ応援したいと思います。

軽部

さん
update: 2009/01/23

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