宮台真司
( みやだい・しんじ )社会学者。1959年仙台市生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。首都大学東京教授。社会システム理論専攻。著書に『終わりなき日常を生きろ』『増補 サブカルチャー神話解体』『人生の教科書[よのなかのルール]』『挑発する知』『14歳からの社会学』(以上、ちくま文庫)、『オタク的想像力のリミット』(監修・筑摩書房)、『日本の難点』(幻冬舎新書)、『「絶望の時代」の希望の恋愛学』(KADOKAWA)、『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』(幻冬舎)等多数。
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コスプレ、鉄道オタク、萌え、格闘ゲーム、腐女子…、変容し続ける巨大な文化現象=オタクを、第一線で活躍する日米の論者が多角的に検証。21世紀オタク論のベストセレクション!!
今こそ、オタクを語るべき時である
第1部 歴史(オタク文化史論―「“秩序”の時代」から「“自己”の時代」まで
なぜ鉄道オタクなのか―「想像力」の社会史
動物化するポストモダン―オタクから見た日本社会 ほか)
第2部 空間(趣都の誕生 萌える都市アキハバラ
コミックマーケット―オタク文化の表現空間
ネットワーク文化としてのファンダム・イン・アメリカ ほか)
第3部 交流(「少女文化」の中の腐女子
コスプレイヤーの学び―文化的実践としてのコスプレはいかに達成されるか
格闘ゲームのオタク・コミュニティ―彼らは何を「競って」いるのか ほか)
オタクの「出現」から三〇年で理解は進んだか?
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