中沢新一
( なかざわ・しんいち )思想家、人類学者。1950年、山梨県生まれ。明治大学野性の科学研究所所長。著書に『古代から来た未来人 折口信夫』(ちくまプリマー新書)、『緑の資本論』(ちくま学芸文庫)、『チベットのモーツァルト』『森のバロック』(以上、講談社学術文庫)、『カイエ・ソバージュ』全5巻(講談社選書メチエ)、『アースダイバー』(講談社)、『日本の大転換』(集英社新書)など。
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ささやかなリトルネッロ、つつましいインテルメッツォ、ほほえましい前奏曲。小鳥たちや植物、妖精や死者たちによってしずかに歌い出され消えていく音楽と、11の物語。
孔雀のような―コダーイ・ゾルターン
ぎこちなさ―エルネスト・ショーソン
人生のすべてではなく―アレクサンドル・ボロディン
私は五千歳―アラム・ハチャトゥリアン
自由な霊の音楽―山田耕筰
疲労しないもの―レオシュ・ヤナーチェク
ニーチェ的―フレデリック・ディーリアス
インテリアの秘密―ガブリエル・フォーレ
アステカの月―カルロス・チャベス
おとぎ話としての音楽―ミカロユス・チュルリョーニス
ねずみを取る男―フーゴー・ヴォルフ
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