グレン・グールド
( ぐーるど,ぐれん )トロント生まれのピアニスト。55年録音のバッハの《ゴルトベルク変奏曲》で本格デビュー。特異なレパートリーと解釈で話題を呼ぶが、64年に公開演奏から引退。以後、スタジオ録音と放送番組制作に専念。音楽とメディアをめぐる才気あふれる発言にも定評があり、関連書の出版多数。
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4,400
円978-4-480-87352-1
0073
2007/03/19
四六判
464
頁20世紀をかけぬけた衝撃のピアニスト、グレン・グールドが、偏愛してやまない作曲家シェーンベルクに、歴史的・文化的・心理的側面から光を当て、多彩な横顔にふれながら新しい像をスリリングに描き出してゆく。ラジオ放送のために書かれたこの作曲家論は、現代音楽への誘いの書でもある。
序 耳で聴く読物(ギレーヌ・ゲルタン)
第1回 人と作品
第2回 歌曲作曲家シェーンベルク
第3回 発明家シェーンベルク
第4回 社会派シェーンベルク
第5回 シェーンベルクとマーラー
第6回 交響曲作曲家シェーンベルク
第7回 劇音楽作曲家シェーンベルク
第8回 シェーンベルクと過去
第9回 シェーンベルクと未来
第10回 エピローグ
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