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単行本

近代日本の洋風建築 開化篇

主に文献学だった近代建築史に建物の調査や関係者取材を取り入れたフジモリ流建築史。そのエッセンスを全2冊にまとめる。本書は西洋建築との出会いとその展開。

定価

4,180

(10%税込)
ISBN

978-4-480-87389-7

Cコード

0052

整理番号

2017/02/20

判型

A5判

ページ数

400

解説

内容紹介

日本近代建築史学に衝撃を与えた藤森論文の集大成!開化篇=お雇い外国人や擬洋風の大工の仕事から、辰野式の西洋館が日本各地に建造されるまで。

目次

1(明治の都市と建築)
2(明治の洋風建築
ウォートルス、煉瓦街、そして銀座)
3(コンドル―明治期における国家と一浪漫主義建築家
絵師暁英と建築家コンドルの間
国家のデザイン)

著作者プロフィール

藤森照信

( ふじもり・てるのぶ )

1946年長野県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。専攻は近代建築、都市計画史。東京大学名誉教授。現在、工学院大学教授。全国各地で近代建築の調査、研究にあたっている。86年、赤瀬川原平や南伸坊らと「路上観察学会」を発足。91年〈神長官守矢史料館〉で建築家としてデビュー。97年には、〈赤瀬川原平邸(ニラ・ハウス)〉で日本芸術大賞、2001年〈熊本県立農業大学校学生寮〉で日本建築学会賞を受賞。著書に『日本の近代建築』(岩波新書)、『建築探偵の冒険・東京篇』『アール・デコの館』(以上、ちくま文庫)、『天下無双の建築入門』『建築史的モンダイ』(以上、ちくま新書)、『人類と建築の歴史』(ちくまプリマー新書)、『藤森照信建築』(TOTO出版)などがある。

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