エレン・ノットボム
( のっとぼむ,えれん )アメリカの作家、コラムニスト。二児の母。上の息子コナーはADHD(注意欠陥多動性障害)、下の息子ブライスは自閉症と診断される。自閉症のほか、野球、系図学など著作分野は幅広い。「自閉症・アスペルガー・ダイジェスト」誌をはじめ、多くの雑誌に執筆している。共著の『自閉の子を育てる1001のアイディア』で2006年度「生徒のために選ぶ本」賞を受賞。本書でも3つの賞を受賞している。
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1,760
円978-4-480-87831-1
0037
2011/01/25
四六判
208
頁自閉症そのものはいやなものではありません。自閉症が理解できないこと、周囲に理解されないこと、あるはずの外部の援助が得られないこと…いやなのは、こういったことです。子どもの身近にいる人に、自閉症の基本を理解してもらうための本。アメリカで広く読まれている自閉症の子の育てかたマニュアル。
第1章 まず「子ども」だと思って。「ぼく=自閉症」じゃないんだよ。
第2章 感じかたがふつうとちがうんだ。
第3章 「しない」(する気がない)と「できない」(する力がない)を区別して。
第4章 どうしてもことばどおりに聞いちゃうんだ。
第5章 ことばがたりないけど、がまんして。
第6章 ことばはむずかしすぎるから、絵でわかろうとするんだ。
第7章 「できない」ことよりも「できる」ことを見て。
第8章 みんなとなかよくしたいから、てつだって。
第9章 パニックの引き金探しをして。
第10章 家族だったら、いい子じゃない時もきらいにならないで。
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