井上由季子
( いのうえ・ゆきこ )クラフィック工芸家。京都・二条城近くでモーネ工房を主宰し、「工房」「寺子屋」「ギャラリー」の三つを軸に、日々の暮らしの中で楽しめるもの作りを発信している。京都市立芸術大学ビジュアルデザイン科、京都造形芸術大学染色テキスタイル科などの非常勤講師を務める。『京都を包む紙』(共著)、『ありがとうのカタチ』、『文房具で包む』などの著書がある。
loading...
母が倒れて一人暮らしを余儀なくされた父親に、娘は「切り紙」を提案する。娘の「宿題」に取り組む79歳の父。夢中になれる時間がいつからか、生きがいをみつけるきっかけになり、コミュニケーションの少なかった親子の関係を、あたたかいものに変えてくれた。あなたもぜひ、こんなふうに親にすすめてみてください。
第1章 切り紙の楽しさが人を変えていく(父のこと
モーネと切り紙のはじまり ほか)
第2章 切り紙をはじめる(材料は、暮らしの中にある新聞や包み紙で
切り紙のモチーフは、好きなこと、ものを ほか)
第3章 切り紙に夢中にさせる(材料からの刺激
貼り方に遊びが出てくる ほか)
第4章 切り紙から生まれる人と人とのつながり(ヘルパーの人から注文される
アルバイト代を支払う ほか)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。