ロマンチックな芙美子像。
生活実感を重視した庶民派と思われていた林芙美子は恋を恋するロマンチックな女性だったと喝破する斬新な一冊でした。
生活実感を重視した庶民派と思われていた林芙美子は恋を恋するロマンチックな女性だったと喝破する斬新な一冊でした。
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明るさとはうらはらの自殺願望と孤独感。強烈な個性がもたらす毀誉褒貶。綿密な取材を重ねて探る、真正直で一途で可愛らしい、新たな芙美子の姿。
芙美子との出会い
『放浪記』
パリへ
パリの恋人
『面影』の人
金魚の芙美子
天上の愛・地上の愛
いざ東京へ
島の男
二人の男
美しい町
古い鏡台の前で
父との再会
ダゲール街の下駄の音
樺太ゆき
女ごころ
『黄鶴』
リュックサックをしょって
新しい男性
新体制と女たち
十二月八日
『フローベルの恋』
南の島
南方の恋人
歌集『従軍』
ジャカルタの夢
信州角間温泉の花
『夢一夜』
女復員兵のこれから
『晩菊』と『水仙』
『浮雲』は流れる
屋久島
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