朝治武
( あさじ・たけし )朝治武(あさじ・たけし) 1955年、兵庫県生まれ。大阪市立大学文学部卒業。大阪人権博物館館長。専門は、水平運動史を軸とした近現代部落史。著書は、『水平社の原像』(解放出版社、2001年)、『アジア・太平洋戦争と全国水平社』(解放出版社、2008年)、『差別と反逆-平野小剣の生涯』(筑摩書房、2013年)、『水平社論争の群像』(解放出版社、2018年)、『韓国歴史ドラマの再発見』(解放出版社、2019年)。
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全国水平社創立に参加したただ一人の東北人。その存在は歴史から忘れ去られてきた。労働運動、部落解放運動、そして国家主義運動へ、激流のなか変転を極めた人生とは。
序章 胡散臭さと魅力
第1章 悲しくも愛しい故郷
第2章 出発としての労働運動
第3章 全国水平社創立への疾走
第4章 水平運動の闘将
第5章 全国水平社の除名処分
第6章 関東を基盤とした水平運動
第7章 国家主義運動への転換
第8章 最期まで貫いた国家主義
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