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青木冨貴子(アオキ・フキコ)
1948年、東京生まれ。作家、ジャーナリスト。1981年、デビュー作の『ライカでグッドバイ』が高い評価を受け、ベストセラーになる。1984年に渡米、3年間「ニューズウィーク日本版」ニューヨーク支局長を務めた。1987年、作家ピート・ハミルと結婚。以後ニューヨークを拠点に執筆活動を続ける。『アメリアを探せ』『たまらなく日本人』(共に文藝春秋)、著書に『「風と共に去りぬ」のアメリカ』(岩波新書)、『目撃アメリカ崩壊』(文春新書)『731―石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く』、『占領史追跡』(共に新潮文庫)など多数。
青木昌彦(アオキ・マサヒコ)
1938年生まれ。東京大学経済学部卒業。ミネソタ大学Ph.D.。ハーバード大学助教授、京都大学教授などを経て、スタンフォード大学教授。現在、同大学名誉教授のほか京都大学名誉教授。2008~11年までIEA(国際経済学連合)の会長を務めた。主な著書に、『現代の企業』(岩波書店、日本学士院賞、サントリー学芸賞受賞)、『比較制度分析に向けて』(瀧澤弘和・谷口和弘訳、NTT出版、国際シュンペーター賞)、『コーポレーションの進化多様性──集合認知・ガバナンス・制度』(谷口和弘訳、NTT出版)『私の履歴書 人生越境ゲーム』(日本経済新聞出版社)などがある。英語の原著書・編書は20冊に及ぶ。
青木正美(アオキ・マサミ)
1933年東京生まれ。50年都立上野高校定時制を中退。53年葛飾区堀切に古本屋を開業。仕事のかたわら、近代作家の自筆原稿・書簡類、無名の人たちの日記などを蒐集する。86年同業3人で季刊誌「古本屋」を創刊、5年間で10冊を刊行し終了する。主な著書に『古書肆・弘文荘訪問記』『ある古本屋の生涯』『「悪い仲間」考』(以上、日本古書通信社)、『二十歳の日記』『近代詩人・歌人自筆原稿集』『大衆文学自筆原稿集』(以上、東京堂出版)、『自己中心の文学 日記が語る明治・大正・昭和』(博文館新社)など、ほか多数ある。
青木誠之(アオキ・モトユキ)
青木雄造(アオキ・ユウゾウ)
青木るえか(アオキ・ルエカ)
東京生まれ。主婦、エッセイスト。優駿エッセイ賞受賞を機にライター業を始める。独自の視点から日常の不条理をぶった切る、マヌケ主婦の本音をテーマとした著作多数、共感の声ぞくぞく。週刊文春、週刊朝日、関西スポニチなどに連載。著書には、『ネコの品格』(文春新書)、『主婦は一日にしてならず』『主婦でスミマセン』『主婦の旅暮らし』『主婦は踊る』(以上、角川文庫)、『主婦でイキます!』(幻冬舎文庫)、『青木るえかの女性自身』『私はハロン棒になりたい』(以上、本の雑誌社)などがある。
青澤隆明(アオサワ・タカアキラ)
音楽評論家。1970年、東京生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。湘南高校在学中から音楽専門誌での執筆をはじめ、「レコード芸術」、「音楽の友」、「音楽現代」、「ミセス」等に定期的に寄稿。1996年から2004年まで鎌倉芸術館の主催音楽公演を企画制作。音楽や文学をめぐり、評論、インタヴュー、企画構成のほか、コンサートのプロデュースも行っている。
青島広志(アオシマ・ヒロシ)
1955年東京生まれ。東京藝術大学大学院修士課程作曲専攻首席修了。これまでに作曲した作品は200曲に及ぶ。指揮者、ピアニストとしての活動も38 年を迎え、近年ではコンサートやイベントの企画から出演までを任されることが多 い。NHK「ゆかいなコンサート」初代総監督を8年つとめ、NHKラジオ「みんなのコーラス」「高校講座・音楽」日本テレビ「世界一受けたい授業」などに出演、テレビ朝日「題名のない音楽会」アドバイザー。また、イラスト・執筆の分野でも活躍中。東京藝術大学・都留文科大学講師、東京室内歌劇場、日本現代音楽協会、作曲家協議会会員。
青砥恭(アオト・ヤスシ)
1948年松江市生まれ。明治大学法学部卒業。元埼玉県立高校教諭。現在、関東学院大学法学部講師(非常勤)。埼玉県桶川市で、地域の住民や若者たちとの学習グループ「子育てと教育を語る会」の代表をしている。「子ども・若者と貧困」を独自の視点で研究している。多くのマスコミがその研究内容を紹介している。共著に『日の丸・君が代と子どもたち』(岩波ブックレット)などがある。教育法、教育社会学、教育方法に関する論文多数。
青野季吉(アオノ・スエキチ)
青野聰(アオノ・ソウ)
1943年、東京生まれ。早稲田大学中退。作家。1979年『愚者の夜』で芥川賞受賞。『女からの声』で野間文芸新人賞、『人間のいとなみ』で芸術選奨文部大臣?ワ、『母よ』で読売文学賞を受賞する。2008年、紫綬褒章を受章。他に『南の息』『海亀に乗った闘牛師』など。
青野由利(アオノ・ユリ)
科学ジャーナリスト、毎日新聞社論説室専門編集委員(2022年3月退任予定)。東京大学薬学部卒。毎日新聞では科学分野を担当。フルブライト客員研究員(マサチューセッツ工科大学・ナイト・サイエンス・ジャーナリズム・フェロー)、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了、ロイター・フェロー(オックスフォード大学)。『ゲノム編集の光と闇』(ちくま新書)にて2019年講談社科学出版賞、『インフルエンザは征圧できるのか』(新潮社)では2010年科学ジャーナリスト賞を受賞した。ほかに『宇宙はこう考えられている』『ニュートリノって何?』『生命科学の冒険』(ちくまプリマー新書)等多数。
青柳いづみ(アオヤギ・イヅミ)
青柳いづみこ(アオヤギ・イヅミコ)
ピアニスト、文筆家。安川加壽子、ピエール・バルビゼの両氏に師事。フランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。東京芸術大学大学院博士課程修了。1989年、論文「ドビュッシーと世紀末の美学」によりフランス音楽分野初の学術博士号を受ける。90年、文化庁芸術祭賞。著書に『翼のはえた指──評伝安川加壽子』(吉田秀和賞)『六本指のゴルトベルク』(講談社エッセイ賞)など多数。大阪音楽大学教授。
青柳啓子(アオヤギ・ケイコ)
青柳正規(アオヤギ・マサノリ)
青柳 正規(あおやぎ・まさのり):1944年生まれ。東京大学文学部卒。文学博士。古典考古学、美術史を専攻。東京大学教授、国立西洋美術館館長、独立行政法人国立美術館理事長、文化庁長官などを歴任し、現在、東京大学名誉教授、山梨県立美術館長、多摩美術大学理事長。おもな著書に『エウローパの舟の家』(地中海学会賞)、『古代都市ローマ』(マルコ・ポーロ賞、濱田青陵賞)、『逸楽と飽食の古代ローマ』『文化立国論』など多数。