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筑摩選書

生まれてこないほうが良かったのか?

——生命の哲学へ!

定価

2,090

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01715-4

Cコード

0310

整理番号

197

2020/10/13

判型

四六判

ページ数

368

解説

内容紹介

自分が生まれてきたことを否定する思想は、長い歴史を持つ。古今東西の哲学・思想、文学を往還し、この思想を徹底検証。その超克を図る「生命の哲学」の試み!

目次

第1章 「おまえは生きなければならない!」
第2章 誕生は害悪なのか
第3章 ショーペンハウアーの反出生主義
第4章 輪廻する不滅のアートマン
第5章 ブッダは誕生をどう考えたのか
第6章 ニーチェ―生まれてきた運命を愛せるか
第7章 誕生を肯定すること、生命を哲学すること

著作者プロフィール

森岡正博

( もりおか・まさひろ )

1958年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得(倫理学)。現在、大阪府立大学教授。人文諸科学を横断しつつ、自らを棚に上げない思考を展開。生命学の提唱者にして哲学者。著書に『生命学への招待』『生命学に何ができるか』(以上、勁草書房)、『生命観を問いなおす』(ちくま新書)、『宗教なき時代を生きるために』『増補決定版・脳死の人』(以上、法藏館)、『無痛文明論』『生命学をひらく』(トランスビュー)、『草食系男子の恋愛学』(メディアファクトリー)、『生者と死者をつなぐ』(春秋社)などがある。

お詫びと訂正

2020年10月15日発行の森岡正博『生まれてこないほうが良かったのか?』(筑摩選書)第1刷に誤りがありました。お詫びとともに訂正いたします。

85ページ3行目の注番号「5」は不要でした。これにより、同じ行の「6」は「5」となります。以下、同ページ6行目の注番号「7」は「6」に、同ページ9行目の注番号「8」は「7」……と、第3章の注は一つずつずれていきます。

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