大塚英志
( おおつか・えいじ )大塚 英志(おおつか・えいじ):1958年生まれ。まんが原作者、批評家。神戸芸術工科大学教授、東京大学大学院情報学環特任教授、国際日本文化研究センター教授を歴任。まんが原作に『アンラッキーヤングメン』(KADOKAWA)他多数、評論に『「暮し」のファシズム』(筑摩選書)、『物語消費論』『「おたく」の精神史』(星海社新書)、他多数。
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戦争は「新しい生活様式」の顔をしてやってくる。ていねいな暮らし、パンケーキ、制服、二次創作--。コロナとの戦いの銃後で鮮明に浮かび上がる日常の起源。
序章 戦争は「新しい生活様式」の顔をしてやってくる
第1章 花森安治と「女文字」のプロパガンダ
第2章 太宰治の女性一人称小説と戦争メディアミックス
第3章 戦時下のミニマリスト詩人・尾崎喜八の「隣組」
第4章 「サザエさん」一家はどこから来たのか
第5章 制服女学生とガスマスクのある日常
付論 花森安治の小説とモダニズム
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