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定価

242

(10%税込)
ISBN

978-4-480-02055-0

Cコード

0193

整理番号

-1-4

1986/06/24

判型

文庫判

ページ数

160

解説

内容紹介

大学を卒業して、四国の中学に数学教師として赴任した、江戸っ子“坊っちゃん”。自らの正義感と類まれなる行動力がひき起す数々の事件を描く、痛快な青春小説。「赤シャツ」「狸」「野だいこ」に代表される世の俗物を向うにまわす、主人公の純で直情な活躍は、ユーモアあふれるその表現とあいまって、漱石の作品のなかで、今なお最も多くの読者をもっている。若い読者の理解を助けるため読みやすい活字で詳細な語注を付した。

著作者プロフィール

夏目漱石

( なつめ・そうせき )

1867-1916年。江戸・牛込馬場下横町(現・新宿区喜久井町)に生まれる。本名金之助。1893年、東京帝大英文科卒業。松山で愛媛県尋常中学校教師、熊本で第五高等学校教授を勤めたあと、1900年、文部省留学生としてイギリスに留学(1903年1月、帰国)。帰国後は東京帝大講師として英文学を講じながら、『ホトトギス』誌上に「吾輩は猫である」を発表。その後、朝日新聞に入社し、「虞美人草」「三四郎」などを連載、国民的大作家となる。主な作品に「坊っちゃん」「行人」「こころ」「それから」「門」などがある。

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