芥川龍之介
( あくたがわ・りゅうのすけ )1892-1927年。東京の下町生まれ。幼いころより和漢の書に親しみ、怪異を好んだ。一高、東京帝大英文科にすすむ。在学中に書いた「鼻」が夏目漱石の激賞を受ける。しばらく教員生活をしたのちに創作に専念、第一創作集『羅生門』によって文壇の地位を確立。以後、王朝物、キリシタン物、開化物など、たえず新機軸につとめ、知的で清新な作風をつくりあげた。睡眠薬により自殺。
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全小説を6巻に収めた文庫版初の全集。「鼻」「羅生門」ほか24篇を収録。
老年
青年と死
ひょっとこ
仙人
羅生門
鼻
孤独地獄
父
虱
酒虫
野呂松人形
芋粥
猿
手巾
煙草と悪魔
煙管
MENSURA ZOILI
運
尾形了斎覚え書
道祖問答
忠義
貉
世之助の話
偸盗
さまよえる猶太人
二つの手紙
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