loading...

ちくま文庫

JAMJAM日記

定価

1,045

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03155-6

Cコード

0174

整理番号

-10-3

1996/02/22

判型

文庫判

ページ数

256

解説

内容紹介

天衣無縫な文章で死後いっそう読者を鼓舞する俳優が、ジャズとミステリと映画に溺れる日々を活写する。撮影の合い間にダシール・ハメット、チャールズ・ミンガスの演奏に「サンキュー」と叫び、『ロッキー・ホラー・ショー』を見て、日本じゃできねえ映画だとうなる。役者としては宮下順子の上で腹上死し、『愛のコリーダ』で乞食役。70年代が猥雑さと活力に満ちてよみがえる。

目次

JAMJAM日記 1975・11月~12月(ニッポン社会から脱獄したい
人生はやりきれないほど面白い)
JAMJAM日記 1976・1月~12月(オレもまた「火宅の人」なのだ
女のいる場所はどこでもみんなおそろしい ほか)
JAMJAM日記 1977・1月~3月(六区は人がワンサカいて昔の日のようだった
一所ケン命芝居のケイコをやりました
万年床でJAZZを聴きMYSTERYを読み…)

著作者プロフィール

殿山泰司

( とのやま・たいじ )

1915年10月17日、東京の銀座生まれ。’36年新築地劇団入団、初舞台。’42年松竹太秦撮影所入所。同年徴兵されて中国へ。戦後は’47年頃から新藤兼人脚本=吉村公三郎監督コンビ作品で売れっ子となる。’50年近代映画協会創立に参加。以後今村昌平、大島?監督作品など数多くの作品に出演。ジャズとミステリを愛する。’89年73歳で死去。著書に『三文役者あなあきい伝』『JAMJAM日記』ほか多数。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま文庫」でいま人気の本

いま話題の本