川本三郎
( かわもと・さぶろう )川本 三郎(かわもと・さぶろう):1944年、東京生まれ。新聞社勤務を経て、評論・翻訳活動に入る。訳書にカポーティ『夜の樹』『叶えられた祈り』、近著に『映画の木洩れ日』『ひとり遊びぞ我はまされる』など。
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佃島、人形町、門前仲町、千住、日暮里。…路地から路地へ、ひとりひそかに彷徨って町を味わう散歩エッセイ。
地図にない町
西の下町―阿佐谷(杉並区)
エスニック・タウン―大久保(新宿区)
空港行きの電車に乗って―蒲田、羽田(大田区)
高台にある眺めのいい町―高輪・二本榎(港区)
銀座の先にある「離れ里」―佃島、月島(中央区)
「川の手」の小さな町―人形町(中央区)
川向うの親密な町―門前仲町(江東区)
町全体が大きな雑貨屋―本所駒形(墨田区)
文学碑の目立つ町―三ノ輪(荒川区)〔ほか〕
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