E.M.フォースター
( ふぉーすたー,E.M )E・M・フォースター(Edward Morgan Forster) 1879ー1970年。フォースターはヴィクトリア朝末期から二度の世界大戦を経て亡くなるまで、西欧的伝統を背景にした寛容と懐疑の精神のもとに生き抜いた。主な著書に『眺めのいい部屋』『ハワーズ・エンド』『インドへの道』などの小説のほか、その思想を反映した『民主主義に万歳二唱』などのエッセイ集がある。
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1,100
円978-4-480-03676-6
0197
-16-2
2001/09/10
文庫判
384
頁1907年、まだ封建的な風潮が強かったころ、イギリスの良家の令嬢ルーシーは、従姉妹とともにイタリアのフィレンツェを訪れた。開放的な地で、繊細で情熱的な青年ジョージと出会い、とまどいながらも心惹かれる。自分の気持ちに気づかず帰国したルーシーは、求められるままに貴族の青年と婚約するが、苦悩の中で本来の自分自身を発見する。若い女性の心の成長と真実の愛を描く永遠の名作ロマンス。
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