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ちくま文庫

上方落語 桂米朝コレクション 2

——奇想天外

落語の原型は上方にあり。第二巻「奇想天外」はシュールな落語大集合。突拍子もない発想、話芸ならではの世界。本人による解説付。 【解説: 堀晃 】

定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03782-4

Cコード

0193

整理番号

-41-2

2002/10/09

判型

文庫判

ページ数

352

解説

内容紹介

人間国宝・桂米朝演じる上方落語の世界。落語の原型は上方にあり。江戸の洒脱な落語とは違う上方の強烈な雰囲気を堪能していただく。第二巻「奇想天外」は、シュールな落語大全集。突拍子もない発想の、話芸だからこそ描ける世界。

目次

地獄八景亡者戯
伊勢参宮神乃賑(煮売屋?七度狐)
天狗裁き
小倉船
骨つり
こぶ弁慶
質屋蔵
皿屋敷
犬の目

著作者プロフィール

桂米朝

( かつら・べいちょう )

1925年生まれ。兵庫県姫路市出身。1947年、四代目桂米団治に入門。滅亡寸前の上方落語を、故松鶴、春団治、文枝らと力を合わせて現在の繁栄まで導いたリーダーで、数多くの滅んでいたネタを復活させた。上方落語の研究家でもある。1996年重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。著書に「上方落語ノート(正、続、三集、四集)」(青蛙房)「米朝ばなし」(講談社文庫)「落語と私」(文春文庫)「桂米朝 私の履歴書」(日本経済新聞社)他がある。平成14年、文化功労者に選ばれた。

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