ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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イタリアの古都フィレンツェを訪れ、はじめてルネサンスの息吹にふれた若き日の詩人リルケは、その感動を生涯の星ルー・サロメに書き送った。15世紀の輝かしい芸術の春を典雅な筆致で描き、芸術家の創造と孤独と苦悩に思いを馳せ、都市の深みを幻視する書簡体エセーを、この作品と衝撃的な出会いをもった森有正氏渾身の清冽な名訳でおくる。
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