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ちくま文庫

上方落語 桂米朝コレクション 5

——怪異霊験

第五巻はこわいこわい、そして不思議な落語集。「猫の忠信」「仔猫」「狸の化寺」「狸の賽」「怪談市川堤」「五光」「紀州飛脚」他。 【解説: 橋爪紳也 】

定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03823-4

Cコード

0193

整理番号

-41-5

2003/04/09

判型

文庫判

ページ数

320

解説

内容紹介

文化功労者・桂米朝演じる上方落語の世界。第五巻は、こわいこわい、そして不思議な落語を集める。江戸落語の怪奇物との味わいの違いをご堪能あれ。「猫の忠信」「仔猫」「狸の化寺」「狸の賽」「怪談市川堤」「五光」「景清」「紀州飛脚」「夏の医者」「べかこ」「ぬの字鼠」「天狗さし」「稲荷俥」「足上がり」を収録。

目次

猫の忠信
仔猫
狸の化寺
狸の賽
怪談市川堤
五光
景清
紀州飛脚
夏の医者
べかこ
ぬの字鼠
天狗さし
稲荷俥
足上がり

著作者プロフィール

桂米朝

( かつら・べいちょう )

1925年生まれ。兵庫県姫路市出身。1947年、四代目桂米団治に入門。滅亡寸前の上方落語を、故松鶴、春団治、文枝らと力を合わせて現在の繁栄まで導いたリーダーで、数多くの滅んでいたネタを復活させた。上方落語の研究家でもある。1996年重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。著書に「上方落語ノート(正、続、三集、四集)」(青蛙房)「米朝ばなし」(講談社文庫)「落語と私」(文春文庫)「桂米朝 私の履歴書」(日本経済新聞社)他がある。平成14年、文化功労者に選ばれた。

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