山田風太郎
( やまだ・ふうたろう )山田 風太郎(やまだ・ふうたろう):一九二二年兵庫県生まれ。『甲賀忍法帖』『くノ一忍法帖』などで忍法帖ブームを巻き起こす。『眼中の悪魔』及び『虚像淫楽』で探偵作家クラブ賞(現日本推理作家協会賞)短編賞受賞。九七年菊池寛賞を受賞。『警視庁草紙』『戦中派不戦日記』『戦中派虫けら日記』などの日記文学、『人間臨終図巻』ほか著書多数。二〇〇一年没。
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由比正雪が仕切る「将軍御前における各藩秘蔵の武具競べ」。「のぬふ…のぬふ…」、それぞれ最強の武具を手にした甲賀くの一と伊賀忍者の対決は激しい媾合(まぐあい)合戦から始まった。エロスが乱舞し、奇妙な術が出現する表題作を含む全七篇。
姦の忍法帖
胎の忍法帖
笊の忍法帖
転の忍法帖
牢の忍法帖
〆の忍法帖
絵物語・忍者向坂甚内
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