中村禎里
( なかむら・ていり )1932年、東京生まれ。東京都立大学生物学科卒業。立正大学教養部教授を経て仏教学部教授。同大名誉教授。専攻は科学史、民俗生物学。生物学を中心として歴史・民俗に関連した著書も多い。『ルイセンコ論争』『近代生物学史論集』(ともに、みすず書房)、『危機に立つ科学者』(河出書房新社)、『動物たちの日本史』(海鳴社)、『動物たちの霊力』(筑摩書房)などがある。
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ヘビやキツネ、サルなどが神の象徴となり、ネズミや昆虫が霊の象徴となった昔。いまよりもはるかに動物が身近だったその時代、日本人の祖先は野生動物にどんな感情をいだき、思いを託していたのか。昔話や説話に登場する動物のさまざまな姿をながめながら日本人と動物のかかわりを考える。
神になった動物たち(ヘビ
キツネ
サル)
えたいの知れない動物たち(タヌキ
ワニ)
身近にいる動物たち(イヌ
ウマ
ネズミ)
空とぶ動物たち(カラス
チョウ)
補足
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