野口武彦
( のぐち・たけひこ )1937年生まれ。元神戸大学教授。近世文学・近世思想史を専攻し、現在は文芸評論家。文学と歴史の境界領域を探る。『江戸の歴史家』『安政江戸地震』(ちくま学芸文庫)、『幕末バトル・ロワイヤル』(新潮新書)、『幕末歩兵隊』『長州戦争』(中公新書)、『近代日本の詩と史実』(中央公論新社)、『江戸は燃えているか』(文藝春秋)、『幕末気分』(講談社文庫)など著書多数。
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いまわれわれ日本人とはだれか?それはどこから来たか?大胆な遠交近攻のストラテジイから新たに問い直す、世界のなかでいやになるほど日本的な日本の由来。
第1章 日本の東と西
第2章 思想史はくりかえすか
第3章 超越と土俗のワープ
第4章 一神教のヒドラ
第5章 「じつは」の論理
第6章 ドイツ・ロマン派と国学
第7章 貨幣の生態系
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