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内容紹介
冷戦の終焉とともに始まった平成政治。選挙制度改革による政権交代の実現と、自民党一党優位制打破が期待されたが、細川・村山政権や民主党政権に国民が失望する一方で、危機に立たされた自民党は自公連立、小泉改革、安倍政治によって政権の盤石化に成功した。なぜこのような結果になったのか。各政党の動きとその時々の内外の政治課題を巧みに織り交ぜて解説しつつ、SEALDsや脱原発運動、在特会など新しい社会運動の動向にも注目。激動の三〇年を俯瞰する政治史決定版。
目次
一九九〇年代における日本政治の転換
平成の自民党1―竹下登内閣から小泉純一郎内閣まで
日米構造協議と日本異質論
平成の自民党2―第一次安倍晋三内閣から麻生太郎内閣まで
平成の社会運動
原発推進と脱原発
民主党政権
創価学会と公明党
日本共産党
平成の自民党3―第二次安倍内閣以後
平成の日本外交
民進党から立憲民主党へ
お詫びと訂正
2020年5月10日発行の大嶽秀夫著『平成政治史』(ちくま新書)第1刷に誤りがありました。お詫びとともに訂正いたします。
P.22 7行目
【誤】九〇議席 【正】七〇議席
P.23 後ろから3行目
【誤】土井たか子を党首として一九八六年には「新宣言」を掲げ、マドンナブームを沸き起こして党勢を回復した。
【正】一九八六年には「新宣言」を掲げ、土井たか子を党首としてマドンナブームを巻き起こして党勢を回復した。
P.32 最終行
【誤】一三〇億円 【正】一三〇億ドル
P.47 後ろから2行目
【誤】河野一郎 【正】河野洋平
P.57 後ろから4行目
【誤】一九九六年 【正】二〇〇〇年
P.97 3行目
【誤】二〇〇七年八月 【正】二〇〇七年九月
P.97 9行目
【誤】(実際の成立は第二次安倍内閣を待たねばならなかった) 【正】削除
P.113 後ろから3行目
【誤】平成天皇 【正】平成の天皇
P.124 後ろから7行目
【誤】大部分は自由意志で来日しているとされる。
【正】在特会の主張によれば、大部分は自由意志で来日しているとされる。
P.162 5行目
【誤】世田谷区町選 【正】世田谷区長選
P.234 7行目
【誤】社会党が解党状態に陥り 【正】削除
P.249 7行目
【誤】麻生派、高村派の支持を得て 【正】削除
P.252 9行目
【誤】二〇一三年一〇月 【正】二〇一四年四月
P.258 5行目
【誤】二〇一六年八月 【正】二〇一四年九月
P.258 6行目
【誤】高市早苗、山谷えり子、有村治子、稲田朋美の四人
【正】高市早苗、山谷えり子、有村治子の三人
P.258 7行目
【誤】島尻安伊子 【正】稲田朋美
P.262 2行目
【誤】一〇一二年 【正】二〇一二年
P.305 後ろから3行目
【誤】五〇人の議員を擁した小沢グループが離党して、自由党を再結成した。
【正】五〇人の議員を擁した小沢グループが離党した。
P.307 6行目
【誤】二〇一三年に石原慎太郎らの「たちあがれ日本」が加わり、橋下とともに石原は共同代表となった。
【正】二〇一二年に石原慎太郎らの太陽の党が加わり、石原が代表となった。
P.312 6行目
【誤】二〇二〇年冬 【正】二〇一九年冬
P.314 後ろから2行目
【誤】中田宏一 【正】中野晃一
P.316 4行目
【誤】二〇一五年 【正】二〇一六年
P.323 6行目
【誤】仙石由人 【正】仙谷由人
P.342 最終行
【誤】保坂正康 【正】保阪正康
*P.231 6-7行目
【誤】同和問題はデリケートで軽々しく発言すると脅迫などを受けるだけに、
【正】同和問題は、充分な理解を持たない政治家が発言すると抗議を受けるだけに、
上記*については、全体として部落差別撤廃に取り組む人々の活動をも含めて指しているかのような誤った印象を与えるものであるため、訂正いたします。著者ならびに編集部には、同和問題をタブー視する意図はございません。筑摩書房は今後もより積極的に、個人の人権を尊重し、あらゆる差別の解消に向けた出版活動に取り組んで参ります。
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