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ちくま新書

日本半導体 復権への道

定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07442-3

Cコード

0254

整理番号

1616

2021/11/08

判型

新書判

ページ数

256

解説

内容紹介

米中間の半導体摩擦が起き、現在も需給が逼迫するなど世界で半導体の重要性が格段に高まっている。半導体をめぐる国際競争の現状はどうなっているのか。日本の半導体に未来はあるのか。日本半導体産業のパイオニアである著者が、かつて世界を制した日本の家電産業を支えていた半導体の急速な発展の歴史と、日本の半導体産業の盛衰をたどり、現在の日本の持つ強みと弱みを分析。我が国の命運を握る半導体産業の復活の道筋を明快に提示し、官民連携での開発体制を提唱する。

目次

第1章 半導体をめぐる最近の動向
第2章 半導体は現代文明のエンジン
第3章 一国の盛衰は半導体にあり
第4章 半導体の驚異的な進化
第5章 日本半導体の盛衰
第6章 日本半導体復権への道
第7章 わが人生のシリコン・サイクル

著作者プロフィール

牧本次生

( まきもと・つぎお )

牧本 次生(まきもと・つぎお):1937年、鹿児島県生まれ、ラ・サール高校卒業。東京大学工学部卒業、スタンフォード大学電気工学科修士、東京大学工学博士。日立製作所に入社し、半導体事業部長、専務取締役などを務めたのち、ソニー執行役員専務、半導体産業人協会理事長などを歴任。半導体産業における標準化とカスタム化のサイクル現象は「牧本ウェーブ」と名づけられた。1996年、日米半導体協定の終結交渉代表を務める。著書『デジタル革命』(共著、日経BP社、1996年)、『デジタル遊牧民』(共著、工業調査会、1998年)、『一国の盛衰は半導体にあり』(工業調査会、2006年)、『日本半導体 復権への道』(ちくま新書、2021年)など。主な受賞は市村賞(1973年)、ベルウェザー賞(2004年)、グローバルIT賞(2013年)、IEEEロバート・ノイスメダル(2018年)など。

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