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シリーズ・全集

シリーズ親鸞2巻 親鸞が出遇った釈尊

——浄土思想の正意

縁起の発見

「私がいて、私が生きる」のではない。もろもろの因縁のままに「生かされている私」がいるだけである。釈尊による覚りの原理、《縁起の道理》の発見とその展開とを跡づけながら、親鸞の浄土思想の中核へと導く。

定価

1,980

(10%税込)
ISBN

978-4-480-32022-3

Cコード

0315

整理番号

2010/05/28

判型

四六判

ページ数

216

解説

内容紹介

すべての存在は、他との関係においてのみ成り立っている。「私がいて、私が生きる」「私がいて、私が老いる」「私がいて、私が病む」「私がいて、私が死ぬ」のでは、けっしてない。もろもろの因縁のままに「生かされている私」がいるだけである。釈尊による覚りの原理、“縁起の道理”の発見とその展開とを分かりやすく跡づけながら、親鸞の浄土思想の中核へと導く。

目次

はじめに 釈尊と親鸞
第1章 釈尊の問い―“いのち”とは何か
第2章 釈尊の伝記における“いのち”への問い
第3章 釈尊による“いのち”の見定め
第4章 “いのち”は業縁のままに―釈尊の業報論
第5章 輪廻から解放された“いのち”―釈尊の往生論
第6章 親鸞が出遇った釈尊
おわりに すべての人が仏陀となるために

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