D.H.ロレンス
( ろれんす,D.H )1885~1930。炭坑の「採炭請負人」の息子として生まれ、南仏ヴァンスで亡くなる。20世紀イギリス文学を代表する作家。『恋する女たち』『息子と恋人』『チャタレー夫人の恋人』『羽毛ある蛇』など12作の長篇小説を始め、数多くの中・短E小説、戯曲、紀行文、評論・エッセイを遺した。
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1,870
円978-4-480-42038-1
0197
-5-1
2004/12/08
文庫判
624
頁上流階級のお坊ちゃん反抗者クリフォード・チャタレーと結婚したコンスタンスだが蜜月は一月で終わった。夫は戦場で重傷を負い、下半身不随となった。生と性の現代的虚無に苦しむコニーは、ある日散歩の途上で猟番メラーズと出会い、やがて激しい性愛の歓びを知る…戦争・階級・メディア・セクシュアリティの悲劇から生まれたロレンス最後の傑作を、躍動感にみちた新訳でおくる。
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