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ちくま文庫

反骨 金子光晴エッセイ・コレクション

定価

1,045

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42203-3

Cコード

0195

整理番号

-47-2

2006/06/07

判型

文庫判

ページ数

286

解説

内容紹介

戦時中に反戦詩を書き、戦後「反骨詩人」と呼ばれた光晴。しかし、本人はむしろ「天の邪鬼」を自認する。そんな光晴は、戦後の政治・社会をどう捉えていたか。反戦運動、アナーキズム、亡命、階級意識などをキーワードに、イデオロギーにとらわれぬ独自の見方を記す。また、性遍歴、老いについても赤裸々に語る。

目次

1 社会/個人(階級意識
木石問答―良識について
「八月六日」にあたって思うこと ほか)
2 男/女(京都の寄席
江都八景・洲崎の雨
昼あそび ほか)
3 青年/老年(雀の子
粗末な老年憂愁の青年
老年地獄―七十歳とはかかわりのない心境
“不安”のなかの青年像
若さとは
人間はどこから来たか)

著作者プロフィール

金子光晴

( かねこ・みつはる )

金子 光晴(かねこ・みつはる):詩人。1895年、愛知県生まれ。早稲田大学高等予科文科、東京美術学校日本画科、慶應義塾大学文学部予科をすべて中退。1919年、初の詩集『赤土の家』を発表した後に渡欧。23年、『こがね蟲』で評価を受ける。28年、妻・森美千代とともにアジア・ヨーロッパへ。32年帰国。37年『鮫』、48年『落下傘』ほか多くの抵抗詩を書く。53年、『人間の悲劇』で読売文学賞受賞。主な作品として詩集『蛾』『女たちへのエレジー』『IL』、小説『風流尸解記』、随筆『どくろ杯』『ねむれ巴里』ほか多数。1975年没。

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