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ちくま文庫

昭和史探索 一九二六-四五 1巻

戦争へ至る道を探索する。

ベストセラー『昭和史』の著者が、昭和史を動かした重大な事件の資料を選び、その背景を読み解き探索する。昭和史をより深く知るためのシリーズ。

定価

836

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42221-7

Cコード

0121

整理番号

-24-3

2006/12/06

判型

文庫判

ページ数

304

解説

内容紹介

名著『昭和史』の著者が長年の昭和史研究の中で選びだした史料と共に、歴史を動かした重大な事件の背景を探索する待望のシリーズ。数多くの史料の中から読者に読みやすくかつ価値のある著作を厳選、抜粋。その背景にある時々の情勢、時代の空気を一年ごとに分析した書き下ろしの解説を付す。第1巻は昭和天皇の即位から金融恐慌、東方会議(昭和二年)、張作霖爆殺事件(三年)、を経て濱口雄幸内閣の船出(四年)まで。

目次

大正十五・昭和元年から四年の大きな流れ
大正十五・昭和元年(一九二六)(大正の重たい遺産
「昭和」という年号 ほか)
昭和二年(一九二七)(内閣を倒したもの
紛糾する中国情勢 ほか)
昭和三年(一九二八)(国民政府軍との衝突
普通選挙と赤狩り旋風 ほか)
昭和四年(一九二九)(田中首相の前言撤回
「責任を取るか」 ほか)

著作者プロフィール

半藤一利

( はんどう・かずとし )

半藤 一利(はんどう・かずとし):1930年生まれ。作家。東京大学文学部卒業後、文藝春秋社入社。「文藝春秋」「週刊文春」の編集長を経て専務取締役。同社を退社後、昭和史を中心とした歴史関係、夏目漱石関連の著書を多数出版。主な著書に『昭和史』(平凡社 毎日出版文化賞特別賞受賞)、『漱石先生ぞな、もし』(文春文庫 新田次郎文学賞受賞)、『聖断』(PHP文庫)、『決定版 日本のいちばん長い日』(文春文庫)、『幕末史』(新潮文庫)、『それからの海舟』(ちくま文庫)等がある。2015年、菊池寛賞受賞。2021年没。

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