梅田望夫
( うめだ・もちお )ミューズ・アソシエイツ社長。1960年生まれ。慶應義塾大学工学部卒業。東京大学大学院情報科学科修士課程修了。94年から米国シリコンバレー在住。著書に『ウェブ進化論』『ウェブ時代をゆく』(ちくま新書)、『ウェブ時代5つの定理』(文芸春秋)、『シリコンバレー精神』(ちくま文庫)『iPadがやってきたから、もう一度ウェブの話をしよう』(iPhone/iPad用電子書籍、産経新聞出版)など。
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「シリコンバレーで今何が起ころうとしているのか、この目で見きわめたい。産業の大変革を身体で実感したい」。1994年10月、同地に移住した著者は、ネット革命とバブル崩壊の一部始終を目撃し、マイクロソフト帝国の変質と、リナックス、グーグルの誕生に注視する。技術と経営と投資家の幸福な結びつきと、その背後の「変化を面白がる楽天主義」を余すところなく伝える名著の、待望の文庫化。
1 シリコンバレーの基本を体感する(天才たちが富を創り出す「天気のいい田舎町」
失敗しても返さなくていいお金 ほか)
2 ネット革命とバブル崩壊―同時代体感的ネットバブル考察(不動産事情はまるでバブル期の東京
米国ならではのインターネット革命 ほか)
3 マイクロソフトとリナックス(Linux)(最も変わったのはベンチャーより大企業
「勝つこと」に執着するマイクロソフト ほか)
4 シリコンバレーは私をどう変えていったか(価値を生み出すのは会社ではなくて個人
「変化していく自分」を楽しもうという気分 ほか)
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