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定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42376-4

Cコード

0176

整理番号

-23-2

2007/10/10

判型

文庫判

ページ数

304

解説

内容紹介

落語ブームと言われる中、「古典」は生き続けている。昭和の名人、六代目三遊亭圓生。その精緻な話芸は『三遊亭圓生人情噺集成』、『圓生百席』として残された。このレコードをプロデュースした若き日の著者が、圓生を初めておとない、録音室での制作、そして名人との突然の別れに至るまでの濃密な日々を描く。愛惜をこめて描かれる“稀代の芸の鬼”の情熱と素顔。

目次

第1章 録音室への道(花びらの道
青年の眼 ほか)
第2章 録音室の日々(静かなはじまり
松はゆがみて ほか)
第3章 録音室のそと(圓生の二十世紀
『淀五郎』と王選手の記録 ほか)
第4章 録音室との別れ(録音の終わり
ホットミルク ほか)

著作者プロフィール

京須偕充

( きょうす・ともみつ )

1942年東京生まれ。ソニー・ミュージック学芸プロデューサー時代に三遊亭圓生『圓生百席』の録音を手掛け、録音を渋っていた古今亭志ん朝が唯一その高座の録音を許した。著書に『ガイド落語名作100選』(弘文出版)『古典落語CDの名盤』(光文社新書)『落語名人会 夢の勢Sい』『とっておきの東京ことば』(以上文春新書)『落語で江戸のうらおもて』『圓生の録音室』(以上ちくま文庫)、編著書に『志ん朝の落語』(全6巻ちくま文庫)『志ん朝の高座』(横井洋司写真集 筑摩書房)などがある。

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