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ちくま文庫

不良定年

老人は不良でなければ 生きていけない。

定年を迎えた者たちよ。まずは自分がすでに不良品であることを自覚し、不良精神を抱け。実践者・嵐山光三郎がぶんぶんうなる。 【解説: 大村彦次郎 】

定価

748

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42411-2

Cコード

0195

整理番号

-26-7

2008/01/09

判型

文庫判

ページ数

256

解説

内容紹介

定年を迎えた者たちよ。まずは自分がすでに不良品であることを自覚せよ。とはいえ、ポンコツの粗大ゴミではない。老人よ。不良精神を抱け。「不良定年」は自分のルールを持たなければならない。その百カ条を本書に掲げる。それを実践せよ―わが道を生きる不良定年・嵐山光三郎がぶんぶんうなる。肩の力が抜け、生きていてよかった、とむらむら元気がわいてくる本。

目次

序章 不良定年として生きる
1 不良定年の実録的生活と意見
2 不良定年の蒸発的快楽旅行記
3 不良定年の花鳥諷詠的挑発録

著作者プロフィール

嵐山光三郎

( あらしやま・こうざぶろう )

嵐山 光三郎(あらしやま・こうざぶろう):1942年、静岡県生まれ。『素人庖丁記』により講談社エッセイ賞受賞。『芭蕉の誘惑』によりJTB紀行文学大賞受賞。長年の薀蓄の末に到達した芭蕉像を描いた『悪党芭蕉』で、泉鏡花文学賞、読売文学賞をダブル受賞。他に『文人悪食』『追悼の達人』『「下り坂」繁盛記』『不良定年』『ごはん通』『「世間」心得帖』『年をとったら驚いた!』『枯れてたまるか !』『超訳 芭蕉百句』など著書多数。

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