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ちくま文庫

源氏物語 第一巻 桐壷~賢木

親子愛、男女の愛。幸せって何?永遠に問いかける物語、「源氏」。

『源氏物語』は、現代に通じる物語である。数々の古典を鋭く読み解いてきた気鋭の古典エッセイスト・大塚ひかりによる、ナビゲーション付全訳。

定価

1,430

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42481-5

Cコード

0193

整理番号

-39-4

2008/11/10

判型

文庫判

ページ数

592

解説

内容紹介

『源氏物語』を現代に通じる物語として鋭く読み解いてきた古典エッセイスト・大塚ひかり個人全訳。原文を重視した逐語訳でありながら、人物像や心理が際立ち、平安朝の物語が現代に通じる非常にリアリティのある物語として読める。随所に配された「ひかりナビ」という解説によって読むべき「ツボ」も押さえられ、さらに納得度が深くなる。第一巻は光源氏出生から二十台前半の「桐壺」?「賢木」。

目次

桐壺
帚木
空蝉
夕顔
若紫
末摘花
紅葉賀
花の宴

賢木

著作者プロフィール

大塚ひかり

( おおつか・ひかり )

1961年横浜市生まれ。早稲田大学第一文学部日本史専攻。古典を題材としたエッセイを多数手がける。著書に、『源氏の男はみんなサイテー』『ブス論』『愛とまぐはひの古事記』『女嫌いの平家物語』(以上ちくま文庫)『本当はひどかった昔の日本』(新潮文庫)『本当はエロかった昔の日本』(新潮社)『昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか』(草思社文庫)『女系図でみる驚きの日本史』(新潮新書)など多数。また『源氏物語』全6巻の個人全訳も手がける(ちくま文庫)。趣味は系図作り。

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