カレル・チャペック
( ちゃぺっく,かれる )(1890-1938)ジャーナリスト、 エッセイスト、 小説家、劇作家。 ヨーロッパの小国チェコに生まれ、 ナチスに対抗し、 全体主義と闘った。 その文筆活動は非常に多彩で、 新語〈ロボット〉を世に広めたSF劇「R.U.R」、 エッセイ 『園芸家十二カ月』 『ダーシェンカ』、 童話 『長い長いお医者さんの話』 が特に有名。 他に長篇哲学三部作や 「マサリクとの対話」 「山椒魚戦争」など。
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そこには森とフィヨルドと牛と素朴な人々の暮らしがあった。デンマーク、ノルウェー、スウェーデンを鉄道と船でゆったりと旅した記録。本邦初訳。
858
円978-4-480-42498-3
0198
-8-4
2009/01/07
文庫判
304
頁故郷をこよなく愛するとともに、世界の多様な風景・風俗を愛したチャベックは多くの旅行記を遺している。その優しくユーモラスな筆致は、深い悲しみと叡智を底に秘め、世界中に今もなおファンが多い。本書は1936年、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーを巡った記録。船と鉄道と車で、原始の面影を残す森やフィヨルドをたどり、壮大な自然と素朴な人間の暮しを感動いっぱいに描く。イラスト多数。
1 デンマーク(デンマーク
コペンハーゲン)
2 エーレスンドの対岸(エーレスンドの対岸
ストックホルムとスウェーデン人 ほか)
3 ノルウェー(オスロ
ベルゲン鉄道路線 ほか)
4 ふたたびスウェーデンで(北のツンドラ
スウェーデンの深い原始の森 ほか)
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