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ちくま文庫

ちくま日本文学004 尾崎翠

透明なエロティシズムで 読者を誘惑する

こおろぎ嬢 地下室アントンの一夜 歩行 第七官界彷徨 山村氏の鼻 詩人の靴 新嫉妬価値 途上にて アップルパイの午後 花束 他 【解説: 矢川澄子 】

定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42504-1

Cコード

0193

整理番号

2007/11/20

判型

文庫判

ページ数

480

解説

内容紹介

透明なエロティシズムで読者を誘惑する。

目次

こおろぎ嬢
地下室アントンの一夜
歩行
第七官界彷徨
山村氏の鼻
詩人の靴
新嫉妬価値
途上にて
アップルパイの午後
花束
初恋
無風帯から
杖と帽子と偏執者
匂い
捧ぐる言葉
詩(神々に捧ぐる詩)

著作者プロフィール

尾崎翠

( おさき・みどり )

1896-1971。鳥取の生まれ。女学校時代に「文章世界」へ投稿を始める。故郷での代用教員ののち上京、日本女子大に入学、「無風帯から」を発表。女子大中退後、文学に専念、「アップルパイの午後」「第七官界彷徨」で一部の注目をあびる。昭和7年の帰郷後、音信を絶つ。戦後一時、行商をしていた。ついで老人ホーム。「第七官界彷徨」があらためて発見されたのちも、面会を固辞、ひっそりと死去。

この本への感想

「第七官界彷徨」が素晴らしかったです!!
ほかの作品もいい。
尾崎翠よ、なぜもっと沢山の作品を残さないまま逝ってしまったのか!!

ちくま日本文学シリーズ、すごく気に入っています!
短編をつめこんだ文庫サイズ、安野光雅の表紙絵・・・。
文学全集がこの価格で買えるというのは魅力です!!
最初30巻までの予定だったのが、40巻まで出ることになり、とても嬉しいです。
でも、もっと読みたい!!
もっと出してください!!!!

井上麻里子

さん
update: 2009/04/12

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