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定価

704

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42598-0

Cコード

0176

整理番号

-23-3

2009/05/11

判型

文庫判

ページ数

208

解説

内容紹介

古今亭志ん朝が生前唯一、その落語の録音を許したプロデューサーであり、数多くの落語家の音源制作を手掛けた著者が、折々に書いてきた「古今亭志ん朝」の素顔、横顔、そして志ん朝落語に関する評論を、あらたに書き下ろした文章を含め、一冊にまとめる。初めて言葉を交わした日から、早すぎる死まで…。一人のプロデューサーの記憶に焼きついた、一代の落語家の姿を追憶する。

目次

第1章 その芸―「志ん朝七夜」をめぐって
第2章 古今亭志ん朝―その人と歩み
第3章 志ん朝あれこれ
第4章 古今亭志ん朝と遺すということ
志ん朝は復活している―あとがきに代えて

著作者プロフィール

京須偕充

( きょうす・ともみつ )

1942年東京生まれ。ソニー・ミュージック学芸プロデューサー時代に三遊亭圓生『圓生百席』の録音を手掛け、録音を渋っていた古今亭志ん朝が唯一その高座の録音を許した。著書に『ガイド落語名作100選』(弘文出版)『古典落語CDの名盤』(光文社新書)『落語名人会 夢の勢Sい』『とっておきの東京ことば』(以上文春新書)『落語で江戸のうらおもて』『圓生の録音室』(以上ちくま文庫)、編著書に『志ん朝の落語』(全6巻ちくま文庫)『志ん朝の高座』(横井洋司写真集 筑摩書房)などがある。

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