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定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42686-4

Cコード

0100

整理番号

-26-8

2010/03/10

判型

文庫判

ページ数

256

解説

内容紹介

1981年、経営危機に陥った平凡社の希望退職に応じた著者。スッタモンダの挙句、七人の仲間で貧乏長屋編集室「青人社」を設立。ときはメディアの躍動する時代。雑誌創刊が相次ぎ、「軽薄短小」ブーム、ビニ本ブーム、写真週刊誌創刊、テレビではお笑いブームが起こる。それらの作り手が多数登場し、世相が著者の身近なところから描かれる。疾風怒涛、悪戦苦闘の嵐山版出版風雲録。

目次

昭和五十六年、平凡社をやめ、「仁義礼編集屋兄弟」の八字を見た夜
貧乏長屋編集室「青人社」が雑誌の海原に漕ぎ出した
新雑誌「ドリブ」―創刊前夜の決戦
「なにかと判評の悪い雑誌です!」疾風怒涛悪戦苦闘の日々

著作者プロフィール

嵐山光三郎

( あらしやま・こうざぶろう )

嵐山 光三郎(あらしやま・こうざぶろう):1942年、静岡県生まれ。『素人庖丁記』により講談社エッセイ賞受賞。『芭蕉の誘惑』によりJTB紀行文学大賞受賞。長年の薀蓄の末に到達した芭蕉像を描いた『悪党芭蕉』で、泉鏡花文学賞、読売文学賞をダブル受賞。他に『文人悪食』『追悼の達人』『「下り坂」繁盛記』『不良定年』『ごはん通』『「世間」心得帖』『年をとったら驚いた!』『枯れてたまるか !』『超訳 芭蕉百句』など著書多数。

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