森護
( もり・まもる )森護(もり・まもる)1923-2000年。奈良県出身、早稲田大学商学部卒、同年NHK入社。政治部記者、神戸放送局放送部長、国際局報道主管等を経て、1980年定年退職。西洋紋章学や英国王室史に関する著書を多数出版。著書に『ヨーロッパの紋章・日本の紋章』『英国王妃物語』『英国王室史話』『スコットランド王国史話』『シェイクスピアの紋章学』『スコッチ・ウィスキー物語』『ユニオン・ジャック物語』『紋章学辞典』『英国の貴族』など。
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今もなお貴族制度が残る国、イギリス。伝統や格式、数多くの細かな決まりごとは、日本人に馴染みが薄くて取っ付きにくいが、その歴史をひもとけば、とても人間的な一面をのぞかせてくれる。血なまぐさい陰謀や権力闘争、男女の駆け引きの数々。本書では、多くの試練を潜り抜け、栄枯盛衰を経て、今に伝わる主要な公爵10家にスポットを当て、さまざまのエピソードをまじえて詳しく紹介する。
最初の公爵はコーンウォール公=英国公爵の起源
筆頭公爵=ノーフォーク公家
筆頭公家のライヴァル=サマーセット公家
バドミントンの領主=ボーフォート公家
女王をしのぐ大地主=バクルー公家
「王家の娼婦」バーバラの子孫=グラーフトン公家
人気女優の子孫=セント・オールバンズ公家
フランスの公位も持つ=リッチモンド公家
ライ・ハウス事件の償いで生まれた=ベドフォード公家
風雲児が一代で築いた=モールバラ公家
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