東雅夫
( ひがし・まさお )1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。「幻想文学」「幽」編集長を歴任。ちくま文庫「文豪怪談傑作選」シリーズはじめ編纂・監修書多数。著書に『遠野物語と怪談の時代』(日本推理作家協会賞受賞)『百物語の怪談史』『文豪たちの怪談ライブ』、編纂書に「ゴシック文学入門」「ゴシック文学神髄」「文豪ノ怪談ジュニア・セレクション」「平成怪奇小説傑作集」「赤江瀑アラベスク」の各シリーズ、監修書に「怪談えほん」シリーズなどがある。
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ルキアノスから、デフォー、メリメ、ゴーチエ、ゴーゴリ……時代を超えたベスト・オブ・ベスト。岡本綺堂、芥川龍之介等の文豪の名訳も読みどころ。
1,650
円978-4-480-43012-0
0197
-21-2
2012/11/07
文庫判
624
頁古今の怪奇幻想文学の中から厳選に厳選を重ねて編まれた3巻本アンソロジーの本書は「怪奇」篇。世界最古の怪談会小説として知られるルキアノスの作品に始まり、デフォー、メリメ、ゴーゴリ、モーパッサンなど文豪中の文豪たちによるベスト・オブ・ベストな怪奇小説を、岡本綺堂、神西清、平井呈一らの歴史的名訳によって1巻に結集。
嘘好き、または懐疑者(ルーキアーノス)
石清虚竜肉小猟犬―『聊斎志異』より(蒲松齢)
ヴィール夫人の亡霊(ダニエル・デフォー)
ロカルノの女乞食(ハインリヒ・フォン・クライスト)
スペードの女王(A.S.プーシキン)
イールのヴィーナス(プロスペル・メリメ)
幽霊屋敷(エドワード・ブルワー=リットン)
アッシャア家の崩没(エドガー・アラン・ポオ)
ヴィイ(ニコライ・V.ゴーゴリ)
クラリモンド(テオフィール・ゴーチエ)
背の高い女(ペ?hロ・アントニオ・デ・アラルコン)
オルラ(モーパッサン)
猿の手(W・W・ジェイコブズ)
獣の印(J・R・キプリング)
蜘蛛(ハンス・ハインツ・エーヴェルス)
羽根まくら(オラシオ・キローガ)
闇の路地(ジャン・レイ))
占拠された屋敷(フリオ・コルタサル)
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