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ちくま文庫

憲法が変わっても戦争にならない?

まさか戦時中じゃあるまいし? そう思っているあなた、要注意

なぜ今こそ日本国憲法が大事なのか。哲学者、ジャーナリストの編者をはじめ、憲法学者の木下智史、井筒和幸映画監督等が多角的に最新状況を元に加筆。

定価

814

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43072-4

Cコード

0132

整理番号

-71-1

2013/07/10

判型

文庫判

ページ数

272

解説

内容紹介

憲法が変わると私たちの暮らしはどうなるのか?井筒和幸(映画監督)は日本とアジアの歴史を、斎藤貴男(ジャーナリスト)は監視・格差との関係を、高橋哲哉(哲学者)は愛国心について、各々執筆。森永卓郎(経済アナリスト)、木下智史(憲法学者)、山田朗(歴史学者)はQ&A形式でわかりやすく執筆。コラムは室井佑月、こうの史代ほか。文庫化にあたり最新の状況を大幅加筆。

目次

1 木下智史―憲法?ソレがどう変わる?
2 井筒和幸―井筒監督の教えたるわ!歴史と憲法
3 山田朗・森永卓郎・木下智史―憲法と現代戦争Q&A
4 高橋哲哉―戦争する国と愛国心
5 斎藤貴男―戦争への3点セット 監視・格差・個性の否定
6 豊秀一―ジャーナリストの見た憲法改正議論

著作者プロフィール

高橋哲哉

( たかはし・てつや )

高橋 哲哉(たかはし・てつや):1956年生まれ。哲学者。東京大学教養学部教養学科フランス科卒業。同大学院哲学専攻博士課程単位取得。東京大学名誉教授。著書に、『記憶のエチカ――戦争・哲学・アウシュビッツ』(岩波書店)、『戦後責任論』(講談社)、『靖国問題』(ちくま新書)、『犠牲のシステム 福島・沖縄』『沖縄の米軍基地――「県外移設」を考える』(以上、集英社)、『日米安保と沖縄基地論争――〈犠牲のシステム〉を問う』(朝日新聞出版)ほか。

斎藤貴男

( さいとう・たかお )

ジャーナリスト。1958年東京生まれ。早稲田大学商学部卒業。英国バーミンガム大学修士(国際学MA)。新聞記者、週刊誌記者を経てフリーに。さまざまな社会問題をテーマに精力的な執筆活動を行っている。『「東京電力」研究 排除の系譜』(角川文庫)で第三回いける本大賞受賞。著書に『日本が壊れていく』(ちくま新書)、『「心」と「国策」の内幕』(ちくま文庫)、『機会不平等』(岩波現代文庫)、『『あしたのジョー』と梶原一騎の奇跡』(朝日文庫)など多数。

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