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ちくま文庫

決定版 切り裂きジャック

膨大な資料の読み解きによる 〈ジャック〉研究の極致

19世紀末のロンドンを恐怖に陥れた切り裂きジャック。日本随一の研究家が、あらゆる角度からジャック事件の真相に迫る決定版。 【解説: 菊地秀行 】

定価

1,045

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43094-6

Cコード

0122

整理番号

-41-1

2013/08/07

判型

文庫判

ページ数

400

解説

内容紹介

19世紀末ロンドンを恐怖に陥れた連続娼婦惨殺犯、切り裂きジャック。警察の必死の捜査にもかかわらず、犯人は捕まらず事件は迷宮入りした。詳細な事件の経過、背景となったヴィクトリア朝文化の爛熟と退廃、さまざまな容疑者たち…。犯罪史上に名を残した猟奇殺人鬼「ジャック・ザ・リッパー」の日本随一の研究家が、豊富な資料と図版を用い、その正体に迫る。

目次

第一の殺人
第二の殺人
スコットランド・ヤード
第三の殺人
第四の殺人
切り裂きジャック登場
ウオーレン警視総監の辞任
第五の殺人
その後の類似事件
切り裂きジャックとは何者か?
さまざまな容疑者たち
ジャックの正体は解明されるか?
わたしの推理するジャック像
ジャックの系譜
切り裂きジャック伝説

著作者プロフィール

仁賀克雄

( じんか・かつお )

本名・大塚勘治。1936年横浜生まれ。横須賀高校卒。早稲田大学在学中、江戸川乱歩を顧問に迎えワセダミステリクラブを創設。卒業後は会社勤めのかたわら、創作活動や翻訳などに従事。長年、切り裂きジャック事件の調査を続け、日本随一のリッパロロジスト(切り裂きジャック研究家)ともいわれる。主な著訳書に『ドラキュラ誕生』(講談社)、『新 海外ミステリ・ガイド』(論創社)、レイ・ブラッドベリ『お菓子の髑髏』、フィリップ・K・ディック『人間狩り』(各ちくま文庫)など。

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