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ちくま文庫

ソーの舞踏会

——バルザック・コレクション

定価

1,430

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43161-5

Cコード

0197

整理番号

-19-3

2014/04/09

判型

文庫判

ページ数

480

解説

内容紹介

傑作ぞろいの“人間喜劇”からセレクトする3冊のコレクション、第1回。革命期に奮戦した名門貴族の末娘エミリーは、美貌と才気に恵まれていながら、甘やかされ驕った心の娘に育った。ある日、ソーの村の舞踏会で理想の若者と出会い愛し始めるが、その身分は謎に包まれていた…。驕慢な娘の悲劇を描いた表題作に、尽きせぬ味わいの中編『夫婦財産契約』『禁治産』を収める。

目次

ソーの舞踏会
夫婦財産契約
禁治産

著作者プロフィール

バルザック

( ばるざっく )

1799年トゥールに生まれ、パリ大学法学部を出て、法律事務所も経験、大衆小説から出発し、出版、印刷、活字鋳造とすべてに失敗。1829年歴史小説『ふくろう党』で再出発。以後20年にわたって復古王政、7月王政下のブルジョワ社会を活写する『人間喜劇』約90篇を執筆。1850年パリの自宅で没。

柏木隆雄

( かしわぎ・たかお )

1944年生まれ。大手前大学学長。フランス19世紀文学、比較文学。著書に『イメージの狩人─評伝ジュール・ルナール』(臨川書店)、『謎とき「人間喜劇」』(ちくま学芸文庫)。

この本への感想

文章の表現力が魅力的で日本文学を読んでいるようでした。
 従来の翻訳本は訳す方が文字に忠実になさっておられるのでストーリーを読む感がいたしておりましたが柏木様のは、とても表現が素敵なので心豊かに読むことができました。

 日本文学にも精通でないとこの表現は出来ないとのではと感じました。感激いたしました。

片山和子

さん
update: 2014/06/12

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