山平重樹
( やまだいら・しげき )1953年山形県生まれ。法政大学卒業後、フリーライターとして活躍、アウトローものを得意分野とする。実録小説、ノンフィクションなど多数の著作がある。原作映画化作品に「残?」「morocco横浜愚連隊物語」「実録新宿の顔」などがある。主な著作に「ヤクザに学ぶ交渉術」(幻冬舎アウトロー文庫)、「実録神戸芸能社」(双葉社)、「ヤクザに学ぶ組織論」(ちくま新書)、「連邦刑務所から生還した男」「冤罪・キャッツアイ事件」(小社刊)などがある。
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証拠捏造など、恐るべき冤罪事件であることが明らかになった袴田事件。第一審死刑判決のかげで、無罪を主張した裁判官がいた。しかし、その意見は容れられず、意に反した死刑判決文を書かされる。四十数年間、死の恐怖にさらされた男。同じ年月を良心の呵責に苛まれ続けた男。法廷で交叉した被告と裁判官の人生、その苦悩と冤罪の構図を描いたドキュメント・ノベル。
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