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ちくま文庫

考えるヒト

「唯脳論」をより平易に解き明かした入門書、待望の文庫化

意識の本質とは何か。私たちはそれを知ることができるのか。脳と心の関係を探り、無意識に目を向ける。自分の頭で考えるための入門書。解説 玄侑宗久

定価

770

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43300-8

Cコード

0147

整理番号

-6-8

2015/10/07

判型

文庫判

ページ数

224

解説

内容紹介

21世紀はしばしば「脳の世紀」と呼ばれる。実際、急速に進展した脳科学が、ヒトの認識と行動を脳の観点から次々に解明している。しかしそれによって私たちは、ヒトとは何か、それがわかるのだろうか。脳と心、意識の関係を探り、無意識に目を向ける。「意識の科学」が緒に就いた90年代、若い読者に向けて書かれた「自分の頭で考える」ための入門書、待望の文庫化。

目次

第1章 脳は何をしているのか
第2章 脳と心の関係
第3章 脳と遺伝子
第4章 知覚と運動
第5章 脳の中の現実
第6章 意識と行動
第7章 意識とことば
第8章 意識の見方
終章 意識と無意識

著作者プロフィール

養老孟司

( ようろう・たけし )

1937年神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士(解剖学)。『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。『バカの壁』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。同書は450万部を超えるベストセラー。対談、共著、講演録を含め、著書は200冊近い。近著に『養老先生、病院へ行く』『養老先生、再び病院へ行く』(中川恵一共著、エクスナレッジ)『〈自分〉を知りたい君たちへ 読書の壁』(毎日新聞出版)、『ものがわかるということ』(祥伝社)など。

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